shantipapa’s blog

私の人生の記録です。節約、Apple、代替医療、瞑想など

スポンサードリンク

コーヒーを自家焙煎してお手頃に高級豆を楽しみましょう

ここ一年くらい、私はコーヒーを自家焙煎しています。結構簡単にできるんですよ。 コーヒーの味や豆にもだんだん詳しくなってきますし、何より生豆で買えば超高級豆(スペシャルティコーヒーやトップスペシャルティ)が手頃な価格で手に入ります。今日は、自家焙煎のやりかたを紹介していこうと思います。

用意するもの

f:id:shantipapa:20160330183112j:plain

手網

これは本来ぎんなんを煎る用につくられたものらしいのですが、近年ではコーヒー自家焙煎に使う人が急増!温度計がついた少し値段が高いものとかもありますが、これでいいと思います。(私はこれしかつかったことがありません)

クリップ

焙煎するのに、コーヒー豆にまんべんなく火を通すために手網を振ります。クリップはフタが開かないように固定するのにつかいます。クリップはどこのお家にもあると思います。フタがあかないように固定できればOKです。わかりやすいクリップの絵であったので、この商品のリンクを張りましたが、一回り小さいクリノス 目玉クリップ中がちょうどいいと思います。100均で買ってきてもいいと思います。

軍手

軍手ですね。画像がほしくてリンク貼りましたが、どこにでもあると思います。熱くなった網やクリップを開けたりするのに使います。滑り止めのツブツブはない方がよいかも。

うちわ

焙煎が終わった豆を扇いであら熱を取るのに使います。我が家はサーキュレーターを使ってます。

生豆

道具だけあっても、肝心の豆がなければはじまりませんね。せっかくわざわざ自家焙煎なんてするんですから、高級な豆を使うと良いと思います。高級豆も生豆で買うとお手頃価格です。オススメの生豆販売店は記事の下に載せておきます。

今飲んでるのはこちらの豆。「ニカラグア リモンシリョ イエローパカマラ ナチュラル」トップ・スペシャルティの高級豆で、値段は5kgで10,300円。200g換算で412円。普通に焙煎された豆を買うよりはるかに安いです。今日はこいつを焙煎してみます。

How to 自家焙煎

豆をチェック

手網に入れる前に、豆をチェックします。まれにゴミが入っていたり、欠点豆といって品質の良くない豆がまじっていることがあります。形や色がおかしかったり、なんか変だな…という豆を除きます。 欠点豆には、虫食い豆、カビ豆、死豆、黒豆、貝殻豆、発酵豆、未成熟豆などがあります。 欠点豆だけ集めて写真を取ればわかりやすいのですが…品質のいい豆は欠点豆も少ないと思います。

手網に生豆をin!

量としては、カップ1〜2弱がいいと思います。欲張ってあまり多くすると、焙煎にむらが出ます。

クリップで蓋を留めます

結構激しく振るので、2個使って左右留めてください。

いよいよ焙煎

火を中強火にして、炎から10cm〜15cmくらい離して手網を振りながら焙煎にかかります。しばらくすると、甘〜い香りがしてきます。

こちらは、焙煎開始より4分ほど経過したものです。ほんの少し黄色みがかかってきて、チャフがはがれ始めています。そうそう。焙煎しているとコーヒーの薄皮がどんどん剥がれてきます。チャフといいます。チャフをどんどんだして、豆から薄皮を剥がすよつなつもりで網を振ると上手に焙煎できると思います。

焙煎開始より7分。黄土色になってきました。この辺りからカラメル化反応による甘い香りが漂ってきます。

焙煎開始より10分。もう少ししたら豆がピチッ!バチッ!と弾け始めます。これを「ハゼ」といいます。ここからが、勝負の時間となります。

まず、ハゼには1ハゼと2ハゼがあります。 1ハゼ・・・ピチッ!バチッ!と少し大きく高い音 2ハゼ・・・ピチピチピチピチと小さく連続した音

このハゼの音で焙煎具合を調節します。

  • 1ハゼ終了でミディアム
  • 2ハゼがピチっと来たらハイ
  • 2ハゼがしっかりきて約10秒ぐらいがシティー
  • 2ハゼがほぼ終了したらフルシティー
  • 2ハゼが終了して10秒ぐらいがフレンチローストです。

この目安は浅草橋のワイルドコーヒーさんの掲示板から引用しました。

焙煎開始より13分。2ハゼが来て10秒のシティーローストです。シティーローストは酸味と苦みのバランスがとれてます。

シティローストを超えれば酸味が消え、シティローストの手前は酸味がより感じられます。

こちらは焙煎開始より14分。2ハゼがほぼ終了したフルシティーローストです。スターバックスのようなシアトル系と言われるカフェのドリップコーヒーが好きな方でしたら、フルシティーがおすすめです。

焙煎が終わったら

すぐに団扇で仰いで、豆の粗熱をとってください。そのままにしておくと余熱で焙煎がすすんで狙った味にならなくなります。 私はサーキュレーターで冷ましますo^

さて飲んでみよう

焙煎したコーヒー豆は一日おいた方が馴染んで美味しいらしいのですが、私はその日にさっそく飲んでみます。焙煎したての豆で飲む一杯は至福のひとときです。

豆をひくにはミルが必要です。我が家では、カリタさんのこちらの電動ミルをつかってます。

そうそう。コーヒードリッパーには1つ穴のメリタ式と3つ穴のカリタ式があるのご存知でしょうか?

1つ穴 メリタ式

2つ穴 カリタ式

メリタ式は1つ穴なので、落ちるスピードが一定で安定した抽出ができるようです。一方のカリタ式は3つ穴なので落ちるスピードが速く、お湯を注ぐ速度やタイミングにより味の調節に向いているようです。我が家では3つ穴のカリタさんを使ってます。

おすすめの生豆ショップ

ワイルドコーヒー 東京の浅草橋にあるコーヒー豆・焙煎機店。コーヒーを心から愛する店主です。コーヒーに関する掲示板がとても勉強になります。手軽にできる自家焙煎ですが、焙煎の世界は追求していくとどこまでも深いんだと感じます。

スペシャルティコーヒーのワタル コーヒー生豆の専門店。自家焙煎をするコーヒーショップ向けに販売しているので、専門店というよりか卸という感じです。 日本中の多くの自家焙煎コーヒー屋さんがワタルの豆を使っています。

自家焙煎のデメリット

かなりチャフが飛びます。予め了承を得ておかないと嫁さんにかなり起こられるかも。。後片づけと掃除機掛けをお忘れなく! f:id:shantipapa:20160404005104j:plain

それでは、良いコーヒーライフを!