shantipapa’s blog

私の人生の記録です。節約、Apple、代替医療、瞑想など

スポンサードリンク

禁煙302日目

昨日、散歩していてふと思った。そういえば禁煙してから300日くらいになるんじゃないかなと。 iPhoneで調べてみたら、301日め。今これを書いている日で302日目だ。 そんな細かいことはいいのだが。ここまで禁煙を続けられたのは嬉しいことだと改めて思った。 私の経験が、いつか誰かの役に立つこともあるかもしれないので、文章に残そうと思う。

私がタバコを辞めることができたのは、ヴィパッサナー瞑想に行ったからだ。 ヴィパッサナー瞑想も幾つかの流派があるが、私が行ったのは日本ヴィパッサナー協会のもので、京都と千葉の茂原にセンターがある。要は10日間ひたすら瞑想し、自己を見つめ続け、反応しないことを学ぶのだ。コースが始まると、他の生徒とも話しは一切できず、視線も合わせない。瞑想の疑問点やコースを続ける上での必要事項についてアシスタント指導者や運営ボランティアの方と最低限の話しはすることはできるが、基本的に他人との一切の言語的、身体的接触は絶って、瞑想に専念する。

コースでは酒タバコは一切できない。コースに参加したら後はコースを途中で断念しない限り、自動的に10日間タバコを吸わない状態となる。コースが終了して、日常生活に戻った後、最初の一本を吸わなければ、禁煙はずっと続く。

「最初の一本」これが曲者だ。 今まで、何度も禁煙を試みたことがある。3日我慢できれば、1週間、2週間と続けられる。 そして、3週間が経ち。「禁煙って簡単じゃん」などと思って(勘違いして)飲み会などで、ついつい勧められるままに一本。「辞めるのは意外に簡単だとわかったら、1本くらいいいじゃん」 1本吸ったら、もう最後。機会を見つけてもらいタバコをするようになり、あまりもらってばっかりだと申し訳ないと自分に言い訳して、一箱買ってしまう。逆戻り。

タバコを辞めることのみが目的で、瞑想に行ったのではない。自分のこころや感覚を見つめる訓練をすることによって、むやみやたらに盲目的な反応をしないことを学びに行った。 だが、ヴィパッサナー瞑想に行った結果として自然にタバコをやめたいという強い目的意識は持って行った。それが成功したと思っている。

そろそろ仕事に行かなくてはならない。 ヴィパッサナー瞑想に関しては、まだ書きたいことがいっぱいある。 焦らず、ゆっくり残していこう。