OS X El Capitan のライブ変換に医学辞書をインストール(無料)
職場で使っているMacをEl Capitanにしました。
不要なアプリケーションなどを一掃したかったので、El Capitanを再インストールしました。
にありますが、
1. 一度上書きでEl Capitanをインストールする。
2. 再起動時にcommand+Rを押し続け、リカバリモードに入る。
3. ディスクユーティリティを立ち上げ、起動ディスクをフォーマットする。
4. El Capitanを再インストールする。
これにより、とっても綺麗なシステムとなりました。
さてここから、仕事の出来る環境を再構築していきます。
まずは、Dropboxをインストールし、ファイルの同期。
400GBほどのファイルがあるので、だいぶ時間がかかる。これはのんびり待っていることにしました。電源つけっぱなしにしておけば、週明けには同期が終わっているだろう。
ところで、El Capitanにして純正の日本語入力「ライブ変換」に未来を感じました。これはすごいかもしれない。
Yosemiteまでは「かわせみ2」を使っていました。特に不満はなく、短めの分節でスペースを押すのは、呼吸をするくらいに当たり前のものだと思っていました。
ですが、El Capitanのライブ変換を試してみて、その今までの当たり前が見事に打ち壊されました。慣れるまで少し時間はかかるかもしれないが、この日本語入力システムの可能性に付き合っていきたいと思いました。
さて、私は医学関係の仕事をしています。
なので医学用語の変換効率が仕事の効率に直結します。
そこで、このEl Capitanのライブ変換に医学用語の追加辞書を組み込むことにしました。
使用するのは、以下の辞書です。
京都大学の金子周司先生が中心となって行われているライフサイエンス辞書プロジェクトによるもので、通常の使用では無料で利用できます。素晴らしいですよね。
で、これはYosemiteまでの日本語入力である「ことえり」用の追加辞書なのですが、El Capitanの「ライブ変換」でも使えます。
さて、vectorから目的のファイルをダウンロードしたら、ダブルクリックし解凍します。
ライフサイエンス辞書.dictionarydataというファイルがあります、これが辞書データです。
ライフサイエンス辞書 → OS10.9 Mavericksまで
ライフサイエンス辞書.dictionarydata → OS10.10 Yosemite
これを組み込みます。いたって簡単です。
システム環境設定 - キーボード - 入力ソース
この「追加辞書」という枠に、ライフサイエンス辞書.dictionarydataをドラックアンドドロップするだけです。
適当な医学用語を打ち込んでみて、追加辞書が機能していることを確認!スンバラシイ。
かわせみ2さん。今までありがとう。