shantipapa’s blog

私の人生の記録です。節約、Apple、代替医療、瞑想など

スポンサードリンク

私は瞑想でパズドラを止めました

電車に乗っていて思うのがゲームをやっている人がとても多いということです。

そういう私も以前、パズドラにはまって課金までして遊んでいました。ゲームというものは非常にうまく欲望と嫌悪を刺激するようにできています。このことに気がついたのは「ベルゼブブ降臨!」をプレイしていた時です。プレイしている最中、盤面の毒ドロップをみて、「ゲームとはすなわち、欲望と嫌悪である」と実感しました。

私達がゲームをやめられなくなる仕組み

欲望と嫌悪を効率良く交互に引き起こすことによって、脳内でドーパミンの放出を促して、私たちはゲームの虜になっていきます。心理学的に計算しつくされて設計されてます。

  • 欲望
    • 毎日、魔法石がもらえる
    • レアガチャで金の卵がでる
    • ねらっていたボスが卵をドロップする
    • コンボが決まる
    • などなど
  • 嫌悪
    • レアガチャでノーマル卵がでる
    • 盤面を毒ドロップに変換される
    • ミスしてコンボが決まらない
    • などなど

たとえば、レアガチャで必ず金の卵しかでなければ、すぐに強いモンスターがあつまり、飽きてしまいます。金の卵の確率は低くなってるからこそ、それがでたときの脳内ドーパミン放出量は莫大です。ドーパミンは私達の根源的な快感を司っています。とっても気持ちいいんです。知らず知らずに、あの気持ち良さをもう一度。あの気持ち良さをもう一度…とゲーム中毒になっていきます。

ドーパミンの快感からは簡単には抜けられない

そうして、私達はゲームをやめられなくなります。 初めの頃は新鮮で新しい発見もたくさんあったゲームも、強くなってくるといつのまにか「作業」となってきます。どこかで、「時間の無駄だなぁ」という思いは有っても、止められない。

手塩にかけて育てたキャラクターを捨てるのは勿体無い。そんな思いが、ゲームを止めることを引き止めます。そして、今日もドーパミンを出すために、ゲームをやるわけです。

ドーパミンによる快感は中枢神経の報酬系という回路に組み込まれていて、生物が生き残り、種の繁栄をしていくために必須のものです。「時間の無駄である」という理性をいとも簡単に凌駕します。ゲームだけでなく、全ての依存症はこのドーパミンによる快感を欲することにより成立します。

私は瞑想でパズドラを止めました

私は一昨日、10日間の瞑想合宿に参加しました。朝4時に起きて、夜10時の消灯まで、食事と自由時間以外はひたすら瞑想します。ヴィパッサナー瞑想といい、日本では京都と千葉に日本ヴィパッサナー協会のセンターがあります。

コース中は五戒(殺さない、盗まない、性行為を行わない、嘘をつかない、酒・麻薬類を摂らない)を守ります。また、携帯電話やタバコなどは全部コース開始前に預けます。

瞑想の基本は、様々な事象をとにかく観察して、平静でいること。身体の感覚。心地良い感覚もあれば、嫌な感覚もあります。10日間は、心地良い感覚を追い求めない、嫌な感覚に嫌悪を抱かない。そんな訓練をします。これは平静な心を養います。

思考を手放す訓練もします。ある思考が次の思考を呼び起こし、思考の連鎖により私達は行動しています。これは何故手放す必要があるのでしょう。

私達人間が人間であるのは、この思考することによるものですが、思考をすることによって様々な苦悩も生まれてきます。思考というのは、その性質上、ほとんどが過去か未来、もしくは想像上の世界を漂います。

思考をすることにより、「今、ここ」から遊離してしまうのです。コース中の10日間は、思考を手放す訓練をします。何か考え事が浮かんでも、それをそっと置いておく。そして周りの風景、音、身体の感覚などをただ観察します。良いも悪いもなく、ただそのままを受け入れます。

タバコなども一気に断つと身体はいろんな反応を起こします。そんな反応もとにかく観察します。そして平静でいる訓練をします。

しばらくすると、私達はいかに思考が思考を呼び、世の中の事象をありのままに見ていないか。私達はいかに渇望を常に追い求めていて、嫌なものから逃げようとしているか。そんなことが見え始めてきます。

10日間がんばると、終わるころには心がとても落ち着いていると思います。10日間、ゲームもやめたし、タバコを吸わなかった。またパズドラすることもできるし、タバコを吸うこともできる。 もしくは、パズドラをしない。タバコの一本を吸わないという選択もできます。平静さが養われているので、止めやすくなっています。パズドラをしたい。タバコを吸いたいという気持ちが起きたら、それを観察します。そうすると、パズドラやタバコへの渇望は、だんだん萎んで行くと思います。

私はそうして、一昨年の暮れにパズドラとタバコを止めました。

ヴィパッサナー瞑想はここでできます

日本ヴィパッサナー協会 ヴィパッサナー瞑想にもいくつか流派がありますが、私はヴィパッサナー協会のコースに参加しました。日本だけでなく、世界中にセンターがあります。

本もあるので紹介しておきます。この本は瞑想のテクニック本ではないので、この本を読んで自分で瞑想をすることはできないのですが、瞑想が何を目的としているかなど、とてもよくわかります。

ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門―豊かな人生の技法

ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門―豊かな人生の技法

  • 作者: ウィリアム・ハート,日本ヴィパッサナー協会,太田陽太郎
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 1999/11/25
  • メディア: 単行本
  • 購入: 2人 クリック: 13回
  • この商品を含むブログ (15件) を見る

近年、瞑想は「マインドフルネス」という概念とともに急速に広まりつつあります。プレジデントの最新号が禅・瞑想特集だったのがきっかけで、この記事を書こうと思い立ちました。今日仕事帰りに買ってみようと思います。

PRESIDENT (プレジデント) 2016年 4/4号 [雑誌]

PRESIDENT (プレジデント) 2016年 4/4号 [雑誌]

かのグーグルもマインドフルネスを社内研修に用いてます。瞑想って、実は世界的な能力開発の実践手段として広まってきてます。

では、今日はこのへんで。

広告を非表示にする