大人気モバイルルータMR04LNとWonderlinkの低価格使い放題SIM「F-使い放題700」の組み合わせで世界が変わりました
きっかけ
外出先でも通信容量を気にせず音楽を聴いたり、動画再生をしてみたい。 そんなことを思いつつ、キャリアの通信容量制限を常に気にして動画再生や音楽再生を控えたり、写真のアップロードを控えたり…外出先でもできることは沢山あるのにそれができないもどかしさ。そんなジレンマをずっと抱えていました。
そこで先日思い立ってAmazonで大人気のモバイルルーター Aterm MR04LNを購入。格安の使い放題SIMで運用することを、目論みました。運用3日目で、使い勝手などわかってきたのでご報告したいと思います。
使い放題SIM選び
格安SIMで使い放題SIMはいくつかあります。
定額使い放題プランのあるMVNO一覧 (2016年4月現在)
通信会社 | プラン名 | 月額料金 | 速度 | データ容量 |
---|---|---|---|---|
ぷららモバイルLTE | 定額無制限プラン | 2,760円 | 3Mbps | 無制限 |
UQ mobile | データ無制限プラン | 1,980円 | 500kbps | 3日間で3GB |
U-mobile | LTE使い放題 | 2,480円 | 最大 受信時225Mbps、送信時50Mbp | 3日間で2GB |
b-mobile | 高速定額・データSIM | 1,980円 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps | 無制限 |
Wonderlink | F-使い放題700 | 1,980円 | 制限後700kbps (1GBまでは225Mbps) | 3日間で3GB |
どこのMVNOの格安SIMを契約するか。吟味しました。
ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン
まずは、有名なぷらら。780円の差ですが、この中では一番ランニングコストが高いです。通信速度は3Mbpsということですが、実測値は1〜2Mbpsくらいらしいです。定額無制限のさきがけ的存在で、かなりのユーザーがいると思われ、一時はかなり通信速度が遅かったらしいのですが、昨年から少し改善した模様です。
UQ mobile データ無制限プラン
まず特徴はこの中でUQモバイルだけau系の回線だということです。SIMフリー機はもちろんですが、auの白ロムスマートフォンも使用できます。かつては本家auとほぼ同品質の回線を使用できる最強MVNOという評判なのですが、現在は本家との差別化が図られて、回線速度は普通のMVNO並みになったということです。でも、定額無制限はもともと500kbpsなのであまり関係ないでしょう。回線は安定しているようです。
U-mobile LTE使い放題
この中では速度自体は一番でるらしいのですが、3日で2GBという通信容量制限があります。規制がはいると128kbpsもしくは通信遮断もあるようです。かつてのYモバの305ZT騒動でもそうでしたが、これで使い放題といっちゃだめでしょう。
b-mobile 高速定額・データSIM
MVNOの老舗、ポンツーとこ日本通信の定額プラン。かつて定額プランは速度が遅く、接続もなぜか悪く、通信の最適化と称してデータの圧縮を行っているため、画像や動画が劣化すると、とにかく評判が良くなかったです。ですが、最近の報告によると昨年くらいからかなり改善した模様。速度も結構でるようです。
wonderlink F-使い放題700を選んだ理由
wonderlinkはPanasonicが行っているMVNO事業です。MVNOの中では新しいほうでしょう。このF-使い放題プランがでてきたのは、AWAやLINE Music、Apple Music などの音楽サブスクリプションサービスがでてきたころです。音楽の聴き放題サービスが心おきなく楽しめる速度の使い放題プランというコンセプトで登場しました。
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高速通信の1GB分はおまけで、実質700kbpsの使い放題と考えられます。1日1GB以上通信容量を使った場合には通信速度制限がかかることがあると明記されていますが、有名でない分、会員数も少ないのでまだ制限はかけたことがないらしいです。(メーカー担当者)
私の環境ですと、メイン機のiPhone6s plusはソフトバンクの5GBのプランで使用していています。iPhoneでの株式投資も行っているので大手キャリアの速い回線はそのまま使用す。(昼休みなどMVNOは激混みでSBI証券の株アプリが遅くて使い物にならないのは困ります) MVNOの用途としては外出先で心置きなくクラウドの音楽を聞いたり、外出先でMacを回線に接続して情報収集したりという用途を考えています。
au系のUQ mobileとの二択で迷ったのですが、解約したSoftbankのiPad mini があるので、これをつかって外出時のナビとして使う用途も考えています。郊外の山間部ではDocomo回線がやはり強いので、いろいろ考慮した結果、Panasonic wonderlink F-使い放題700 を契約することにいたしました。
Wonderlink F-使い放題700 を使ってみて
通信速度について
まず速度ですが、おまけの高速1GBを使い切り、700kbps制限が始まった状態で時間を変えて3度速度を計測しました。
結果、500〜790Kbpsほどでています。おおむねメーカ公称値どおりです。ベストエフォートの最大225Mbpsという意味のない数字を見せられるより、ずっとすっきり明解で好印象です。
使い勝手は?
500〜700kbpsという速度が安定してでるというのは、思った以上に快適であるという印象です。 サイトを表示するときも、表示に少し間がありますが、実用上問題ありません。
いままでメインのiPhoneではソフトバンクの通信容量を気にして音楽もさほど聴いていませんでしたし、写真をたくさんつかったブログの投稿などもついつい避けるようにしていました。 通信容量の制限ということが、知らず知らずのうちに、やりたことを回避するという足枷になっていたのです。 これがWonderlink F-使い放題700 を使い始めてから、思う存分写真をアップしたり、音楽をきいたりできるようになりました。
自宅サーバにおいてあるコミックも思う存分楽しめます!w shantipapa.hatenablog.com
結論
それにしても、SIMフリーポケットWifiのMR04LNとWonderlink F-使い放題700 の組み合わせで、これほど自由が手に入るとは思ってもみませんでした。 Wonderlinkの良いところは、いい意味でマイナーであるということでしょうか。ユーザがまだ多くないので、現状快適に使えます。 是非皆様も、通信の自由をゲットして、楽しいモバイルライフをエンジョイしてください。